私の言葉に、篤夫さんは目を見開く。私は鞄の中から、先ほど書いた手紙を篤夫さんに差し出した。
「これは…?」
「春美さんが書いた、篤夫さん宛の手紙です。私、人より少し特殊で…春美さんに念じてもらって、手紙を書かせて頂きました。篤夫さん…信じてもらえないと思いますが、読んでくれませんか?春美さんが、どれだけ篤夫さんのことを愛していたか…」
半信半疑で、手紙を受け取る篤夫さん。
篤夫さんへ
まず、この手紙を読んで、大変驚かれていることでしょうね。だって、私はもう、この世にいないのだから…篤夫さん、ちゃんとご飯食べてますか?私はずっと、篤夫さんのそばにいました。何かしてやりたい、篤夫さんに触れたい…そう思っても、ただ見守ることだけしか出来なかった。篤夫さん…愛しています。愛しているからこそ、貴方には立ち直って欲しい。私のせいで篤夫さんが苦しんでいるのなら、私は悲しいです。だから、苦しまないで。私は大丈夫。いつだって、貴方がいるから…貴方のそばに、心の中にいるから…春美より
「うっ…く…っ春美…!!」
篤夫さんは涙を流し、手紙をくしゃくしゃにした。春美さんが、篤夫さんのことを今も愛している気持ちを考えると、私まで涙が流れた。
「これは…?」
「春美さんが書いた、篤夫さん宛の手紙です。私、人より少し特殊で…春美さんに念じてもらって、手紙を書かせて頂きました。篤夫さん…信じてもらえないと思いますが、読んでくれませんか?春美さんが、どれだけ篤夫さんのことを愛していたか…」
半信半疑で、手紙を受け取る篤夫さん。
篤夫さんへ
まず、この手紙を読んで、大変驚かれていることでしょうね。だって、私はもう、この世にいないのだから…篤夫さん、ちゃんとご飯食べてますか?私はずっと、篤夫さんのそばにいました。何かしてやりたい、篤夫さんに触れたい…そう思っても、ただ見守ることだけしか出来なかった。篤夫さん…愛しています。愛しているからこそ、貴方には立ち直って欲しい。私のせいで篤夫さんが苦しんでいるのなら、私は悲しいです。だから、苦しまないで。私は大丈夫。いつだって、貴方がいるから…貴方のそばに、心の中にいるから…春美より
「うっ…く…っ春美…!!」
篤夫さんは涙を流し、手紙をくしゃくしゃにした。春美さんが、篤夫さんのことを今も愛している気持ちを考えると、私まで涙が流れた。
