「そう、次の竜神――僕に、引き継がれた契約はそのまま生きてる」 悠然と語るシュウに、驚きを隠せないワタシはただ、みっともなくも口を開けて聞いているしかなかった。 でも――。 これで、なぜシュウが不思議な力を持っていて、『天界』と『人界』とを行き来できたのかわかった。 竜神なら意図も簡単に、どんなことをも可能にしてしまうに違いない。 そして、竜神だからこそ、そうと気が付いた母はシュウにへりくだった態度で接していたのだろう…。