千夏がケーキに刺さっている7本の蝋燭を消すために、思い切り息を吸い、吹いた。 蝋燭の火は、そこで消えて皆がお祝いの拍手をする・・・というのが定番で、誰しもそれを疑いもしなかった。 だが、思いもよらない出来事が起きたのだ。 千夏の吹いた蝋燭の火は、千夏の向かいに座っていた男のシャツに燃え移った・・・!! 男は逃げ惑い、火が愛する者達に燃え移ることを懸念して、外へ出た。 誰のものかもわからない、恐らくあの場にいた者達だったかも知れない悲鳴がとどろいていた。