運命の恋、なんて。

「怖いから、くっつかせてください!とかって甘える作戦!!どうかな」




そう言うと、ノンちゃんが驚いている。




「胡桃がそんなこと言うなんて…どこで覚えたの、そんなワザ!!」




「や、やだなぁ~マンガだよマンガ。この間読んだやつで、やってたの」




「へ~。だけどあたしみたいなガサツな子でも、そーいうのってちょっとかわいく見えるかな」




「ノンちゃんはガサツじゃないよ~。だけどちょっと意外だから、黒田先輩もキュン!ってなるかも」




「うん…ちょっといいかも」




さっきまでどん底って顔をしていたノンちゃんだけど、あたしの提案でやっと笑顔が戻ってきた。




「こういうやり方って、姑息?だけどいいよね」




「ありがと、胡桃。4人で一緒に乗ろうね」




「うん」