運命の恋、なんて。

「食うの趣味だから。こう見えて大食い」



「そうなんだ~、意外」



「甘いのも好き。後であっちの、デザートコーナー行こう」



「うん。あたしも大好きなんだ~」



「女子は大概好きだよな」



うん、うん。



「甘いもの食べてるときが、最高に幸せなの」



「その顔見たら、わかる」



八雲くん、あたしを見て苦笑してる。



男の子の大食いはイメージいいけど、女の子はそうはいかないよね。



少し、控えめに言った方がよかったかな?



「ダイエットしなきゃ、ダメだよねぇ」



食べてる場合じゃないって、わかってるから一応聞いてみた。



「大丈夫、許容範囲」



そう言って、八雲くんはあたしの頬を軽くつまむ。