運命の恋、なんて。

「なんか、あしらうよな。尻に敷かれんの嫌いじゃない」



「もうっ、あたしはそういうタイプじゃありません~。俺についてこい、的な方がいいなぁ」



「それも得意。俺についてこいよな」



「ふふっ」



男の人との会話を、こんなに楽しんだのも久しぶり。



思われるって、いいものなんだ…って実感する。



あたしも同じだけ、ヤスくんに気持ちを向けられたらいいなって思えてきた。



うん…このスピード、信じられないけど…あたしも、ヤスくんのこといいって思い始めてる。



やっぱり、あたしたち運命の赤い糸で繋がれていた?



「このあと、どこに行こうか」



「ノープラン!とりあえずドライブするか」



「そうだね」



どこに行くでもなく、今は会話が楽しい。



一緒にいるだけで、気持ちがはずむ。



こんな気持ち、ずっと忘れてた。



あたし…乾いてたな~って、実感!