運命の恋、なんて。

「ノンちゃん…さっき電車で手繋いでたよね?雰囲気もよかったよね。イケるよ絶対!頑張ろ」




ギュッと手を握って勇気づける。



「ホントに?大丈夫かな…」



「うん。胡桃ちゃんと八雲くんにも協力してもらお」



ノンちゃんの友達が、あたしを見て頷く。



あっ、あたしと八雲くんで協力!?




「あたしたち、どうすればいいかな」



「ふたりで、黒田先輩とノンちゃんを連れ出して。カップルならではの会話をするとか」



カップルならではの会話…。



わっ、わかんない。



「頑張ってみる。ノンちゃん、あたしに任せて」



とりあえず、ノンちゃんを元気づけることが先だよね。