運命の恋、なんて。

もう、なにもかも…絶望的にしか思えない。




八雲くんの気持ちは、あたしにもうないんだ…。




怒って一時的に戻ってきても、また同じことを繰り返すの?




そんなの、辛くて…耐えられないよ…。




「ううっ…」




どうして、こんな人を…あたしは好きなんだろう。




いっぱいひどいことを言われて、されてるのに…まだ好きな自分が嫌だ。




苦しくて、胸が張り裂けそう。




「ごめんな…俺が、全部悪い…胡桃ちゃん…ごめん」




こんなときに、抱きしめないで欲しい…。




それなのに、八雲くんがあたしをギュっと抱きしめた。