運命の恋、なんて。

「ノンちゃんは?黒田先輩と…」




「結局みんなでまわってたから…いつも通り。まだバイト友達かな」




「そうなんだ…でも、これからだよね?後で告白するんでしょ?」




「えええええっ!!そんなの、まだ考えてないよ。うん…他の男の子の話聞いてると、黒田先輩ってモテるみたいだし」




「そっか…」




モテそうだよね、カッコいいしフォロー上手だし。




それは、八雲くんも同じなんだけど。




今も…。




「ああっ!!」




ひとりで立っている八雲くん。




さっそく、見知らぬ女の子に話しかけられている。




また、写真撮ってください、とか?




ううん、道を聞かれてるだけかも。




いや、ここ水族館だし。




道なんて聞くわけないよね?




だとしたら…。