運命の恋、なんて。

「写真…撮られて、知らない人なのに抵抗ないの?」



「写真撮るだけだろ、別に」



そうなんだ?



あんまり気にしないんだね。



まあ、芸能人もそうだけど。



それは、営業なわけで。



「へぇ…」



「それより、さっきそこで胡桃ちゃん見つけた」



「えっ、あたし?」



キョトンとしていると、八雲くんが小さなマスコットを目の前に突き出してきた。



それは、デフォルメされたペンギンの人形。



「!?」



しかも、ピンクのペンギン!