運命の恋、なんて。

『胡桃ちゃんなら、きっとできるはず』




そんなことで、説得されても…。




「ムリ…」




『黙って…出かけたのは、謝る。言ったらきっと、色々心勘繰るかもって思ったから』




「そうなら、あんな写真…隠すべきだよ。見たとき…ショックで…」




『ごめん…あんなの撮らなきゃよかった。最近、先輩にいいカメラもらってさ、たまたま被写体にいいなと思っただけ』




だからって、カノジョより先に女友達を撮っちゃう?




無神経にもほどがある。




「ふーん…」




『明日は…胡桃ちゃんを、いっぱい撮るから。それで機嫌なおして』