運命の恋、なんて。

「だったら…その子と付き合えば?あたし…今日、見たんだ。八雲くんの机の上のアルバム…」




『へ?アルバム?』




やっぱり…全く覚えてないんだ。




無意識に、あそこに挟んだのかな。




「いくら自分の部屋だからって、あたしが来ることもあるのに…ずさんすぎるよ。kurumiって書いてあるアルバムに、水族館のチケットと…青いピアスの女の子の写真が挟まってた」




『あー…あれな…。見たんだ…』




今、気づいたんだ。




しかも、そのリアクション?




もっと焦るとか、言い訳するとか…ないのかな。




至って冷静なのが、もう致命的。