運命の恋、なんて。

「それって、デートだよね…」




例えで出しているけど、きっと写真のあの子のことだ。





最近は出かけてないって言いながら、やっぱりそうだった。




写真を見たことに気づいてないとしたら、出かけたこと自体はあたしに隠してることになる。




『俺にとって水族館は、デートじゃねーし』




だったら、あたしとのちゃんとしたデートはどう説明するんだろう。




あれは確かに、デートだったよね。




しかもそういう思い出の場所に、女友達とふたりで行くって…どうかしてる。




悲しいし辛いし、何とも言えない、やりきれない思いがこみあげてくる。