運命の恋、なんて。

「全部違う。八雲くん…ねぇ、最近女の子とふたりで出かけたことある?」




一瞬の間があった。




うわ…あるんだ。




そして、返事とは違うことを言ってきた。




『どうしてそんなこと聞くの』




アルバムのこと…聞きたい。




でも、胸が辛くなってきた。




あたしの考えていることが、全て真実だったらと思うと。




怖い…。




「中学の友達と、仲いいし…今日もきっと女の子、いたんだよね?だから、そんなこともあるのかなって…」




『今日は女の子もいたけど、胡桃ちゃんが心配するようなメンバーじゃないしな…』




「元カノも?」




『アイツは、用事があって来れなかった』




そうなんだ…それだけでも、ホッとする。