運命の恋、なんて。

「今日ヤスくんが迎えに来たよ」




『あいつ、胡桃ちゃんが泣きそうだったって言うから…どうしたのかと思って。連絡いらないとか言うし。なんかあった?』




だから、かけてきたんだよね…心配して。




変なこと言わなきゃよかった。




「う…ん」




ここで誤魔化すのも、どうかな。




いい機会だし、話してみようかな。




『困ってることあるなら、相談のるし』




「そういうのじゃない…」




『だったらなに?学校?ノンちゃんのこと?』




八雲くんのことだよ。




全く自覚がないってことは、やっぱりあたしの思い過ごしなのか。