運命の恋、なんて。

『そうそう、俺の好きな子が飯作ってくれたから』




ギクリ。




好きな子…って、誰?




「え…」




言葉に詰まっていると、八雲くんが笑いだした。




『冷蔵庫に胡桃飯が入ってた。超うめ~』




そうだった…色々ありすぎてすっかり忘れてた。




「そうなんだ…みんなとご飯食べなかったの?」




今日は確か、中学のメンバーと遊ぶって言ってたよね。




八雲くんの言うことが、真実なら…。




『食ったけど、ファストフードだからなー。腹減る』