運命の恋、なんて。

「わっ、そんな怖い顔すんな。ウソだって。八雲が心配して、俺に胡桃ちゃん迎えに行けって」




「え…」




「帰るの遅くなるってわかってても、いつまでも待ってそうだからって…けど、そんなことなかったな~」




そんな心配…してくれたんだ。




メッセージで言ってくれればよかったのに。




ううん、アルバムを開く前なら…待ってたかもしれない。




バカみたいに真面目に…ずっと、八雲くんの帰りを。




まだ裏切られたって決まったわけじゃない。




それでも…あたしの目につくかもしれない場所に、あんな風に…あたしの写真と一緒に混ぜて置いてあるのが、やっぱりショックだった。




なんでもないからこそ、完全に隠してないのかもしれない。




けど…やっぱり神経を疑ってしまう。