運命の恋、なんて。

ひとりで静かな部屋にいると、悲観的になる。




ダメ…ホントに帰った方がいいかもしれない。




勝手に舞い上がって料理まで作って…バカみたい。




写真のファイルをもとに戻し、料理を冷蔵庫に入れて家を出た。




「…えっ」




アパートの前で、知ってる人と遭遇した。




「お~、やっぱまだいたんだ」




ひど…。




目の前にいたのは、ヤスくん。




「どうしたの?八雲くん、今日はいないよ」




「知ってる。俺に、胡桃ちゃんの退去を命じてきたから」




「どういうこと?」