運命の恋、なんて。

キスを終え、やっとテーブルに着いた。




「八雲くん、長すぎ…」




「そ?まだ足りねー」




「バカ…」




恥ずかしくて、俯く。




こういうノリで、話すのが新鮮。




いつもはちょっと遠慮していた。




「俺こそ、今日は待たせてごめんな」




「ううん、待ってるのも楽しかったよ」




「……いい子だよな~、胡桃ちゃんって」




珍しいものを見るように、目を見開いている。




ホント言うと、まゆもんの留守電を聞いて固まっていた。




そのことを、言うべき?




今言ったら、楽しい雰囲気がぶち壊しになるかもしれない。




タイミングを見て、話そうかな…。