運命の恋、なんて。

「そんな…あたし、どうしたらいい?」




泣きそうだよ…。




「いやいや、胡桃ちゃんに対して言ったわけじゃなく。あいつの論理?今回のことがそれに当てはまるとは思いたいくないけど…一理あるのかなぁ」




眉を寄せ、ヤスくんが腕組みする。




「あたし…取り返しのつかないこと、しちゃった…」




もう、別れが近いの?




こんなことで、簡単に嫌われちゃうのかな…。




「そこまで追い詰めんなって。大丈夫だろ、今はまだ付き合ってるんだし」




「そうだけど…」




「思い込むなって。今日家に行ってみれば?合鍵持ってんだろ?」




「ええっ、そんな…いきなり?それに、あたし今日塾があって…」




「その塾がきっかけでこうなったとしたら、今日こそ挽回の時じゃねーの?」