運命の恋、なんて。

「頑張ったな…」



「ううっ…わかってもらえない。泊まりはダメだって…全然許してくれない…」



「胡桃ちゃんは?泊まりたいの、帰りたいの?」



「泊まりたい…」



そう答えたら、頭を撫でられた。



「だったら…頑張らないと。このまま、ずっとお母さんの言いなり?」



嫌だとばかりに、首を左右に振る。



「だよな。突破しよ」



「え…」



「自分で、越えてくしかない。今、頑張らないと」



そう…だよね。



説得できないからと、諦めてはダメ。



どうしても泊まりたいなら、このまま強行突破することもできるんだ。



「あたし、泊まる…」



「よっしゃ。成長したな…さすが俺の胡桃ちゃん」