運命の恋、なんて。

「連絡すれば?俺んち泊まるって」



簡単に言うよね!



かなり、ハードル高いんだよ。



その辺、あんまりわかってないっぽい。



「うーん…」



迷っている間にも、どんどん時間は過ぎていく。



そのとき、スマホが鳴った。



おっ…お母さんからだ!!



ビクッとしたけど、お母さんの名前に気づいた八雲くんが出ろと催促する。



もう、やけくそ!



「もしもしっ、胡桃!!あんた今どこにいるの?事件に巻き込まれてない?大丈夫なの!?」



事件って!!



んなわけないでしょうと思いつつ、いつものことだと自分を納得させる。