運命の恋、なんて。

「また、明日ね。朝一で来るから」



「いいよ、送ってく」



「大丈夫だよ、送ってもらったら帰り困るよね」



「俺の自転車の後ろ、乗っけてってやる。胡桃ちゃんのは、明日持って帰ればいーじゃん」



簡単に言うけど…往復してもらうなんて、申し訳なさすぎる!



「ホントに大丈夫だから…」



「んー…やっぱ、泊まってけよ。どうせ、明日も会うし」



それはそうなんだけど…。



「朝、あたしがいないのに気づいたら…なんて言われるか」



それに修学旅行とか以外で外泊したことがないし、戸惑う。



八雲くんの家は、もうあたしの第2の部屋となりつつある。



居心地いいし、休みの日とか眠くてゴロゴロしてることもあるし、このまま寝るのも違和感ないかも。



けど…ネックは、お母さんだよね。