運命の恋、なんて。

「八雲くんのイジワル…例え話でも、嫌だってわからない?」



「ん…ごめん。聞いてみたかっただけ」



ギューッと、めいっぱい抱きしめられる。



「俺だって、ずっと胡桃ちゃんといたい。別れるわけ、ないだろ」



顔を上に向かされ、チュチュッと何度もキスをされる。



「大好き…」



「俺の方が、胡桃ちゃんのこと好き」



軽いキスは、いつしか深いキスへと変わる。



八雲くんのキスは、いつだって情熱的。



キスに夢中になっている間に、どんどん時間が過ぎていった。



ふと、時計を見ると…。



「たっ、大変!!もうすぐ0時になる」



「あ~やべぇ。やっちゃったな…。今から帰るのも危ないし、どーする?泊まってく?」



とっ、泊まる!?



「ううん、帰る。今日はお母さん遅いみたいで、まだバレてないし…なんとか、今のうちに」



「そか。残念だなー」