運命の恋、なんて。

結局、そのまま映画を見ることになった。




映画を見ている間、チラチラと八雲くんを見ると…真剣な表情で画面を見つめていた。





人生のバイブルって言ってたよね。





何度も見てるだろうし、あたしに付き合わせて悪かったかな。





自分でレンタルした方がよかったかもしれない。





号泣した…って言ってたよね。




あたしはといえば…。




映画自体は、いい作品だと思う。




悲しいシーンではそれなりに涙も出たけど…。




正直、涙が止まらないというほどの…衝撃を受けなかった。




あたしには、心がないのかな。




それ以前に、字幕では表現に限界があるよね。




英語の詩は、難しい。




深い意味が読み取れなかったり、少し意味のわからない部分もあった。




八雲くんがとなりに座ってるのもまだ緊張するし、感動しなきゃ…とか、そういう雑念が常に頭の中にあって素直に感情移入できないまま、ラストを迎える。