運命の恋、なんて。

あ…もうこんな時間。




時計を見ると、22時をまわっていた。




「お風呂入りなさいよ~。お母さんは、もう寝るわね」




ドアの外からお母さんの声がした。




「はーい。すぐ入る」




もうイライラしていないのか、今は優しい声。




なにかよくわからないダジャレを言いながら、ドアの側を離れていった。




普段は陽気で明るい方なんだけど、さっきみたくなにかの拍子に、突然怒り始めるときがある。




ホント気分屋だなぁ。




お風呂に入るために、あたしは読みかけのマンガを本棚にしまった。




結局、ずっとマンガを読んでいて全然問題を解けてない。




あとで…やるかぁ。