運命の恋、なんて。

手に持ったワッフルを見つめる。




食欲、一気になくなっちゃった。




黙ったまま座っていると、八雲くんが戻ってきた。




「胡桃ちゃ~ん。お待たせ」




笑顔を見て、ホッとした。




ホントにただ、手を洗いに行っただけなんだね。




「洗ってきた?」




「おう。はい、これ」




え…。




手渡されたのは、黒い小さなファイルのようなもの。




「なに?」




「開けてみて」




そっと表紙を開くと…中に写真が入っていた。




「わっ…これ!」




「遅くなったけど、俺から胡桃ちゃんへの初プレゼント」




アルバムになっていて、マスキングテープ等でコラージュされている。




「すごい…これ、八雲くんが作ったの?」




「どう、すごい?」