運命の恋、なんて。

こういうの、いいな。




校内で一緒に歩いていると、同じ学校に通ってるって勘違いしてしまいそう。




あたしも青高だったらよかったな。




学力的にムリなのは承知だけどね…。




「ここ、俺のおすすめ」





「スイーツだ~。甘いの食べたかった」




「だろ、そうだと思った」




ホントかな。




女の子はとりあえず甘い物好きだからね~。




クスクス笑ってると、八雲くんがワッフルを買ってきた。




「向こうで食お~」




教室を出て、校舎の一番端の階段までやってきた。




少しのぼって、踊り場に座る。




「おいし~」




一口食べると、甘さが口の中いっぱいに広がる。




「だろー。俺甘いの大好きだから、胡桃ちゃんもこれ絶対好きだと思った」




あたしが甘いの好きなの前提?




確かに好きだけど、言い切る八雲くんがなんだかかわいい。