運命の恋、なんて。

「元カノは、そういうタイプだった」




そんなこと言われても、あたしにはどうしようもない。




この性格を変えることなんてできないし、ましてや元カノのようにはなれない。




「そうなんだ…」




「え…うわっ、マジで?なんで…ああっ、悪かった。ごめんって!!」




辛くて、思わず涙がこぼれていた。




八雲くんの気持ち、あたしにだってハッキリわからない。




それを八雲くんと仲のいい人から言われると、もうどうしようもない。





涙を拭い、首を横に振る。




「大丈夫…すぐ、泣き止むから」




「悪かった、イジワル言い過ぎた!なんか…こう、悔しくて。マジでごめん!!あいつ胡桃ちゃんのこと、大切にしてるよ。そう、言いたかった」




「ホント…に?」




「おう!マメじゃないくせに、毎晩電話してるとか…ありえねーって思って。

俺なんか、電話しても時間ねーって切られるからな。いいなーって、なんか悔しくて。俺、超性格悪いな!!ホント、この通り!!」




ヤスくん焦りまくってる。




ホントにあたしに嫉妬…してたんだ?