運命の恋、なんて。

「お好み焼きコーナー、どこ?」




「わかんない…地図ないかな」




学祭のちらしをもらったけど、それには書いてない。




近くの人に聞いてみようかな…。




そう思っていたとき、肩をポンと叩かれた。




「れっ、胡桃ちゃん?」




「ヤスくん!!」




びっくりしたー。




目の前に、ヤスくんがいた。




「久しぶりだなー、八雲とまだ付き合ってんの?」




「え…」




どういうこと?




呆然としていると、ヤスくんがグハッと笑った。




「真に受けるなって、やっぱ冗談通じねーな。八雲探してる?あいつ、こっち」




グイグイと手を引っ張られ、強引に連れて行かれる。




「胡桃~、知り合いなの?あたし碓井くん探してくるね!」




ノンちゃんは反対方向に行ってしまった。




ちょっ…ここからヤスくんとふたりなんて、どうしよう!