運命の恋、なんて。

「ないのか。じゃ、手繋ぐの無理だよな」




恋愛初心者に、いきなり八雲くんではハードルが高いよ~。




もしあたしがノンちゃんみたいだったら、ノリよく八雲くんと接することができるんだろうなぁ。




ノンちゃんは、黒田先輩と楽しそうに話している。




…そうだった、今日はノンちゃんの応援をするために合コンに来たのに。




あたし、自分のことばかりになってた。




これじゃいけないよね。




「やっぱり…よ、よろしくお願いします…」




手を差し出したものの、恥ずかし過ぎて顔を伏せる。




かっ、顔が熱い!!