運命の恋、なんて。

「危なっかしいから、手つなぐ」



「ええっ!?」



いきなり手を繋がれそうになって、大きな声をだしてしまった。



「そんな、嫌かよ」



みんなが、どーしたの?ってこっちを気にしてるし、八雲くんは苦笑してる。



なんでもないって誤魔化したものの、八雲くんにはなんて言っていいのかわからない。



「付き合ったこと、ない?」



いきなり、その質問!?



「ないです、ないです!」



中学のとき仲のいい男の子はいたけど、付き合うとかそんなんじゃなくて。



好き…とか、よくわからなかった。



子供だってことなのかな?



こうやって、付き合うってなると…嫌でも意識してしまう。



これが、好きってことなのかな?