運命の恋、なんて。

けど、ノンちゃんに言うタイミングを逃してしまった。




碓井くんが連絡先をくれたこと、このまま言わなくてもいいかも。




好意でくれただけだろうし、ノンちゃんに余計な心配かける必要はないよね。




だって、あたしが碓井くんに連絡しなければいいことだし。




そのあとカラオケ終了の時間がきて、あたしたちは外へ出た。




18時過ぎかぁ…。




このままみんなと遊んでいたいけど、最近帰りが遅い日が続いてるし、今日はもう帰ろうかな?




「どこ行く?腹減ったしそこで何か食お」




男の子のうちのひとりが提案すると、みんなわらわらと目の前にあるファストフード店へと入って行く。




「胡桃も行こうよ」




ノンちゃんがあたしの腕を引っ張る。




「ごめん。帰るね…」