運命の恋、なんて。

失礼します~…。




黙って、その場を離れた。




っていうか部屋の中に逃げ込んだ。




ガラス窓から確認すると…ああ、廊下で壁ドンからの…。




碓井くんの姿でノンちゃんの顔が見えないけど…もしかして、キスしてる?




どっ、どうなのかな…。




「あれ~、ノンちゃんどこ行った?歌始まったぞ」




ハッ!




部屋の中にいる男の子が、外に出ようとするから必死で阻止した。




「ああっ、あたし!歌います!!」




ここは代役をかってでるしかない。




ノンちゃん、自分の番がまわってきたのに…部屋の外に出たってことは。




もしかしたら今のあたしのように、部屋の中から外をうかがって慌てて出てきたのかもしれない。




ってことは、連絡先をもらったところも見た!?




ううん、なにを渡したのかなんて、話を聞いてなかったらわからないよね。




それでも、あの余裕…すごいな。