運命の恋、なんて。

「優しーな、もっと好きになりそうなんだけど」





そんなこと言われても!





恋愛耐性ないから、あたしの顔は一気に真っ赤になった。





「かわいい…なんでそんな赤くなってんだよ」





「いきなり近づくし!そんなこと言われたら…誰だって、なるに決まってるよ!」





「んなことないって。胡桃ちゃんだけだな~、俺の前でこんな反応すんの」





「それは、八雲くんがドキッとするようなことするから…」





「ま、俺の特別だし」





ドッキーン!





優しい笑みに、もうドッキドキ。





となりに座ってると、顔の距離も近いし緊張感がハンパない。




ドラマとかで、よくあるシチュエーション?




観覧車の中で…キス。





憧れるけど、実際どうなの?




そのタイミングが来たらどうしようって、ひとり焦ってるあたしってバカみたい。