運命の恋、なんて。

ホントは思ってもないけど、反応してみる。




「ひどっ」





「ウソだよ~、八雲くんといる方が数倍ほっこりする」




「俺、あんな間抜けな顔してねーけど」




「そこ、ポイントじゃないし!」




「ハハッ」




テンポ良い会話が、心地いい。




今まで男の子とこんな風に話したこと、なかったかも。




一緒にいると、あたしも八雲くんもいっぱい笑ってる。




付き合うって…もっと、緊張するのかと思ってた。




こんなに楽しいなら、いつまでも一緒にいたいよ。




けど時間はどんどん過ぎていく。




時計を見ると、もう19時をまわるところだった。




帰りはまた自転車だよね?




21時までに帰れるかな。




それに明日も学校だしね…早めに切り上げなきゃ。