運命の恋、なんて。

「あるある、いっつもいっぱい」




「え~、そうなの!?あたしで力になれることなら、なんでも言って」




どうしちゃったんだろう。





そんなに嫌なことだらけなの?





あたしだってそれなりに嫌なことはあるけど…いっぱい、ってわけじゃない。




プラマイ0になるような、今日みたいに楽しい出来事もあるし…嫌なことばかりを引きずってばかりもいられない。




っていうか、毎日の慌ただしさの中で忘れちゃう。




「ウチの学校、課題ばっかだしなー。ゲームする時間ねーし、毎日朝早いし、もうクタクタ」




あ、そういうことか。




嫌なことって、友達と揉めてるとかそういうことじゃないんだ?




だよね、学校でも人気者だろうし…。




「忙しそうだね、今日は…いいの?明日も朝早いんじゃないのかな」




「そーだけど。胡桃ちゃんと話してたら、癒された」




「魚の方が、パワーあるんだよね?あたしより」




イジワルで言うと、苦笑してる。




「胡桃ちゃんは、別格です。俺の最高の癒し」




「ホントに~?」




「胡桃ちゃんこそ、俺よりカピバラだろ」




「うっ」