運命の恋、なんて。

「いや、大丈夫」




「そうなんだ?」




今日だけ、ってことかぁ。




嬉しいような、そうでないような。




学校で、あたしのお弁当をどんな顔して食べてたんだろう。




今朝みたく、周りの友達に突っ込まれながら?




「クラスのヤツから、大ブーイングでさ」




「え?」




「胡桃ちゃんが悪いわけじゃないから。作らせるとかサイテーって、女子から非難轟々。だよな、マジでごめんな。大変だったよな」




大変じゃないといえば、ウソになる。




それでも、楽しかったのは事実。




「ううん…」




「今日はありがとな。明日からもっと朝早く行くしさ、どのみち頼んでも受け取れない」




「ええっ、もっと早く行くの?」




「そうそう。放課後遊びたいし~、朝やるしかないっしょ」




そうなんだ…。




「あたしは、会うの週末でもいいよ?」




「もう決めたから。放課後は、胡桃ちゃんと遊ぶ」




えええええ。




そんなの、いいのかな。




「みんなはそれで納得してる?周りのメンバーから反感かわない?大丈夫なのかな」




「真面目だな。そーいうとこも好きだけど」




好き!?




突然言うから、反応できなかった。




言葉を返すこともできず、無言になってしまう。