運命の恋、なんて。

八雲くん、と…。




彼女と電車通学をするのが夢だって、言ってたよね出会った日に。




「え、誰と?」




キョトンとしている八雲くんを見て、サーっと顔が青ざめた。




あ~、これはかなり恥ずかしい。




「今の、聞かなかったことにして。あ…え、と。ううんいいの…あたしひとりで、勝手に計画をたてただけだから」




真っ赤になりながらそう言うと、八雲くんがゲラゲラと笑い始めた。




「アハハ、からかってごめん。俺とだよな、わかってた」




「もうっ、ひどい!!からまわりしたって思って恥ずかしかったんだから!!」




「へへっ。明日なんだけど、ちょっと時間早くてもいい?早めに学校に行く用事があってさ」




「そうなんだ?何時かな」