運命の恋、なんて。

「そうじゃなくて。昨日みたく電車で帰るのかと」



「駅までのルートと電車待ちの時間考えると、走って帰る方が断然早くてさ」



そうなんだ?



まあ方向によっては、確かにそういうのはあるかもしれない。



「そそ。トレーニング兼ねてるから、気にしないでいーよ」



「トレーニングって、何か運動してたっけ?」



「いや、ただの自主トレ」



「アハハ、そーなんだ?」



話しながら、1階へとおりていく。



もうリビングには、誰もいなかった。



「友達…みんな帰ったのかな」



「アイツらゲーセン行ったかも」



「こんな時間に!?」



「まーな」



てことは、八雲くんもここにいるときは、そうだってことだよね。