運命の恋、なんて。

「俺、なんかやばいこと話してた?」




「ううん…」




自ら招いたことなのに、それで拗ねてるなんて嫌過ぎる。




俯くと、顎に指をあてて八雲くんの方に顔を向かされる。




「盗み聞きしてさ、そんな俺って信用なんない?」




…ええっ!?



もしかして、バレてたの?



「そうじゃないの、ホントさっき目が覚めたし…邪魔しちゃダメかなって。八雲くんのことは、信用してるよ」



「そか。俺もちょっと試したけどな?どのタイミングで起きてくるかなって」



「どうしてそんなことするの!?」



「妬いて欲しーから」



…へっ?