運命の恋、なんて。

「そか。今の彼氏より俺の方が優しい?当たり前だろ~。俺、お前のことすげぇ好きだったもん」



ズキズキと胸が痛くなってくる。



嫌だ…。



こんな話、聞きたくない。



八雲くんも、あたしが寝てるから話してるんだろうけど。



こんなことなら、目覚めなければよかった。



薬のおかげか頭痛はおさまったけど、今度は胸の痛みがおさまらない。



「だったらフんなよ、バーカ」



やっぱり、未練があるんだよね?



彼女への想いを断ち切れなくて、勢いであたしと付き合った。



それで間違いないよね…。