運命の恋、なんて。

「薬もらってきた。少し横になりな」



「うん、ありがと」



あと2時間、塾が終わる時間まではゆっくりできるかも。



薬を手に取り、もってきてもらったコップの水で流し込む。



「おやすみ…」



毛布を借りて、部屋のすみに座り込む。



合わせて、八雲くんもあたしのとなりに座った。



「やけに素直だな。こんなとこで寝るの嫌かと思ったけど」



「八雲くんの側だから…安心する。一緒なら、どこにいても大丈夫」



直視するのは恥ずかしいから、足元を見つめながら。



「嬉しいこと言ってくれるよな…なのに、なんもしてやれなくてごめん。早くよくなれよ」



「そんな、十分だよ」



「膝貸そうか?」



それは、膝枕ってこと!?