運命の恋、なんて。

「ここで、少し休んだら治るかも」



立っているのも辛くて、しゃがみこむ。



「わっ、全然大丈夫じゃねーな。肩に掴まって」



気づけば目の前でしゃがんでいて、八雲くんの背中が見えた。



「う…ん、平気」



「俺の前で頑張るなって、そんな信じらんない?」



「そんなんじゃないの!迷惑かけたくないから」



「迷惑なんて、思わねーよ…つか、もっと頼れよ。寂しーじゃん」



ホントに寂しそうな声が聞こえてきて、ハッとした。



頼られたいって言ってたよね。



あたし、その気持ちをむげにしてる?



ホントに迷惑じゃないなら…。



こういうときは、素直に甘えた方がいいのかな。