運命の恋、なんて。

キス…。



想像しただけで、気絶しそう。



「胡桃ちゃん」




「きゃあっ!」



最悪!



意識しすぎだ、あたし!



「なんもしねーって」



苦笑いしてる八雲くんに、申し訳ないよ。



「うん。な、なあに?」



「そこの自販機でジュース買って、公園行こ」



そ、それだけなのに。



あたしってば、過剰に反応し過ぎだよね。



「行こ!炭酸飲みた~い」



「わかる~、俺も。趣味合うな」



「うんうん」



なんだか、いつもの楽しい雰囲気に戻ってきた。



ジュースを買い、しばらく公園で話していた。



気づけば夕闇に包まれていて、天気が下り坂なのもあってだんだん肌寒くなってきた。