運命の恋、なんて。

だって、八雲くんあたしのことジーッと見てるし。



なんだか、距離も近い。



ポンと肩に手を置かれ、ビクッとしてしまう。



「でも、さっきのはナイわ」



「…えっ」



「運命とか、そーいうのナシ」



わーっ、やっぱりそうだよね?



ドン引きだよね。



しかも、友達の前であんな堂々と…。



イタイ彼女だって、思われたはず。



「ご、ごめんね…考えなしで」



「いや、そーじゃなく。すげぇ嬉しかったのに、アイツの前でデレた顔できねーもん。

あーいうのは、ふたりっきりのときにして」



ひゃあっ。



そういうこと!?