運命の恋、なんて。

じっと見ていると、八雲くんがクスッと笑った。



「元カノでも今は友達。お互い、そうしようってなったし。本人たちがそうなのに、そこをほじ繰り返されると迷惑」



「うん、そーだよね」



こくりと、頷く。



「確かにな、俺がいなくても生きていけるタイプ」



「…まゆもん?」



「そそ。全く男に媚びないし、勉強できるし、要領いいし」



「すご…。完璧なんだね」



「それが、結構キツいときもあった。やっぱ男だし、少しぐらい頼られたいじゃん」



そんなもんなんだね。



あたし、八雲くんに頼りっぱなしかもしれない。



「そーいうバランス、俺と胡桃ちゃんだと…最高だと思わねー?」



「う、うん…思う」



ドキドキしてきた。