運命の恋、なんて。

「もしかして、あたしに会いに来てくれたのかも」



えっ、それは違うかも。



ううん、そうなのかも。



わっ、わからない!



あたしもパニックになって、なにも答えることができない。



「ちょっと、行って来るね。胡桃、また明日!」




の、ノンちゃん!



声をかける前に、ノンちゃんは走って校門へと向かって行った。



大丈夫なの!?



チャラい碓井くんのことだから、ノンちゃん以外の女の子に会いに来たんだとしたら。



そ、そうだ。



八雲くん…。



さっきの電話の意味を、今知った気がした。



碓井くんが来るって、伝えたかったのかな。