運命の恋、なんて。

「なら、断る理由なんかねーじゃん。後ろ、乗れよ」



はっ…恥ずかし過ぎる。



あたし、どうしちゃった!?



このまま顔を突き合わせてるのが照れくさくて、急いで後ろに腰掛けた。



「2人乗り、できるの?」



「もちろん。てか、俺のことバカにしてんのか?」



冗談ぽい口調が、耳に心地よい。



八雲くんの声も、この話し方も、性格も好きだな。



一緒にいればいるほど、その気持ちがどんどん強くなる。