運命の恋、なんて。

「や、くも…くん?」



あたしの声に、ハッと顔を上げる。



「あ~、いいんじゃね?」



「やっぱお前、テキトー。聞いてたか?観覧車だぞ」



ニット帽の男の子は、なんだか不服そう。



「おう。とりあえずふたりずつ乗ろ。地上におりた時に今日一番気になる子を告白するってのはどう。

で、相手がその子ならもう1周」



「んー…」



ニット帽の男の子、その提案には強く反発しなかった。




納得したってことなの?



それはー、このメンバーの中に気に入った子がいるってことだよね。



なんだかあたしまで、ドキドキしてきた!